この4年間

2022年

先日、異動内示が発表されました。

正式に異動が決定となり、4年間いた今の職場を去ることになります。

今の職場で過ごした4年間を簡単に振り返ってみようと思います。出先機関のため、本庁舎よりも雰囲気的には緩く、基本的には快適に仕事ができた4年間でした。

今の職場への通勤もあと2週間程度。

異動した当初の慣れない経路と思ってたあの頃から、もう4年経とうとしています。

色々なことがありました。

1年目~長女が生まれる&自己啓発に目覚める

4月に異動してきた時点で嫁は妊娠しており、秋に出産予定でした。

思えば、異動した早々から「色々勉強しよう!」と意気込んでFP2級の勉強を始めたんですよね。多分、以前の激務部署から残業のない職場へと異動したため、もっと自分のことに時間を使いたいと思うようになったんだと思います。また、新しい家族を迎えるということでお金のこととかももっと勉強したいと思ってたことも大きいんじゃないかと。

今ではすっかり習慣になった筋トレもこの年から始めました。その時はTeststeroneさんの著書に影響された感はありますが、実際に習慣化して健康な肉体が手に入るとあの時に始めて本当に良かったなと思います。

FP2級も無事受かり、その後10月に長女が生まれました。

試験後は、今後の人生についてすごい悩んでいたこともあり、簿記の勉強を始めるなど迷いがめっちゃあったように感じます…

痴呆公務員
痴呆公務員

それなりに公務員やってきたけど、専門性と呼べるものがない…これでいいのか自分…

そんな焦燥感を感じ始めたこともあり、とりあえず汎用性の高い知識とされる簿記に取り組み始めました。当時、投資もやり始めたこともあり投資にも簿記知識が役立つかなとも思ったので一石二鳥だったのかもしれません。

そして長女が生まれたことに伴い、3か月程度の育休を取得しました。まさか育休を取れるとは思ってもみなかったのですが、取ってみて本当に尊い時間を過ごすことができたと振り返ってみても感じます。

今でも生まれたての長女をベビーカーに乗せて近所をぐるっと散歩していた時のことを思い出すと目頭が熱くなりますね。あの時過ごした時間は人生のセーブポイントとも呼べる尊い時間でした。

1年目も終わろうとする2月頃には簿記2級を受験し、ギリギリ合格しました。

2年目~宅建取得、仕事で苦しむ

簿記2級を取得したこともあり、その後は宅建士の資格取得を目指して勉強を続けていました。宅建を受験した理由としては不動産の一次取得を検討しだしたため実生活に役立ちそうだったことと転職に役立つかなと思ったことが主な理由です。同時に転職も検討しだし、有休をとっては転職エージェントに相談をしたりしていました。

結果としては今の職場にいることを選択したわけですが、実際に転職エージェントに相談したことで改めて今の待遇が恵まれていることを実感したりもしました。同じ環境にいると嫌なところばかりが目につきがちですが、他の環境を見るといいところもしっかり見えます。

迷いが完全に吹っ切れたわけではないのですが、転職を考えたことで今の職場も悪くないと感じられるようになりました。いい意味で折り合いはついたのかなと。少なくとも転職を検討したことで、今の職場のいいところが転職を検討する前よりも如実に実感できるようになった感じです。

公務員に絶望してる人は一度外の世界を見るために転職できるかどうかも含めて転職エージェントなどに相談してみることをお勧めします。

転職しないと決めた後も宅建の勉強は継続し、無事合格することができました。

そして年末はちょっと仕事というか上長とソリが合わないことを如実に突きつけられる出来事があり、非常にメンタル的にきつい年末年始を過ごしたことを覚えています。パワハラに近いことを面談で言われまくった感じです。

今振り返ってみれば、かなりいわれのないことだったり真に受ける必要のないことを言われていたのですが、当時の自分はそれを真正面に受け止めてしまい、非常にダメージを食らいました。数日間まともに寝れませんでしたし、食べ物も喉を通らなかったので結構なダメージだったと思います。。。

その後、それを発奮材料にして仕事を頑張ったところもあるのでいい面もあるのですが、それ以上にあの年の年末年始を最悪な気持ちで過ごすことになった憤りのほうが大きいです苦笑 嫁と子供にも心配をかけることになってしまいましたし。あの時の寝れなかった時間を返してほしい。

自分自身が上の立場に立つかはまだわからないのですが、仮にそうなった時は完全な反面教師として役になってもらおうかなと笑 あれの逆のことをやれば部下からの信頼は得られると信じています。

そんなこんなで2年目の冬も終わりを迎えます。

季節はコロナウイルスが中国武漢で発生し、世間がざわつき始めた3年目の春になろうとしていました。

3年目~TOEICを頑張る&投資について真剣に勉強する

まさか数年単位で続くとは思わなかったコロナウイルスが蔓延し始めた春です。3年目はコロナもあってプライベート関連の思い出はほぼ皆無です。

覚えているプライベートの思い出は夏に家族で茨城県大洗に一泊旅行に行ったくらいでしょうか。

本当はこの頃から趣味であるバンドを少しづつ再開させたいと思っていたのですが、コロナ禍によりすべておじゃんになってしまいました。

なので自然と自分だけで完結できることを淡々とやっていたような気がします。

例えば、宅建後もそのまま勉強欲が続いていたためにTOEICを勉強していました。

スタディサプリのサブスクを使ってシャドーイングしたり、通勤時にリスニングの聞き流しをしたり。努力も実り、1年程度コツコツ勉強することでTOEICのスコアも810を達成することができました。

思えば、こうした勉強は昼休みの後半を使って職場に併設されている図書館でやっていました。2年目後半くらいからですかね。もっと早く活用してればよかったとめっちゃ後悔しています。

3年目は投資についても真剣に勉強した年でした。投資自体は今の部署に異動してからFP2級の勉強を始めたこともあり、インデックス積立や米国株をすでにやっていました。しかし、自分自身の人生を考えるにあたり資産形成をもっと頑張りたいという気持ちもあって、真剣に個別株を研究しました。チャートも見まくりましたし、世界経済の動向も積極的にリサーチしましたね…

やってみた結果としては惨敗という結果に終わりました苦笑 ですが、やってみないとわからなかったことなので悔いはないです。おかげで退屈すぎてつまらないとされるインデックス投資を気長に続けていこうという境地に達することができました。

痴呆公務員
痴呆公務員

損切りした金額を考えると胸が苦しくなる…これは…恋??

インデックス積立を信じて投資以外のことに時間を費やすか、血眼になって個別株の動向を追い続けるか。やってみた結果としては前者に軍配があがりました。もちろんやってみなければわからなかったことです。

3年目の秋には嫁氏が第二子を妊娠し、「もっと頑張ろう!」と思ったのを覚えています。

4年目~ブログ始める、長男誕生と朝活を始める

コロナも落ち着くことなく日々は過ぎ、あっという間に4年目の春を迎えます。

4年目の7月に第二子となる長男が誕生したため、2回目の育休を取得しました。育休を取得した矢先にRSウイルスで肝を冷やしたことも、今では落ち着いて振り返ることができて(大事にならず)本当によかった…

育休中にはワードプレスでブログを構築してみました。最初の頃の勢いはもうありませんが、逆に今もぼちぼち続けられていることにびっくりです。自分自身の忘備録みたいなものなので、今後もドラクエのぼうけんのしょを記録するように人生のしおり的な感じで続けられたらいいなと思います。

長男が誕生してからは日々の時間の過ぎ方が更に加速しました。やりたいことはあれど、やる時間はない。でもそれじゃまずい気がして、なんとか時間をやりくりすべく朝活を始めました。

まさか朝活をしてまで勉強や趣味をやろうとする自分がいるとは思わなかった…

何気ない日々ではあるけれど、少しづつ自分自身も変容してるのかなと感じます。

そしてそんなことをしみじみと実感するとは思わなかったので、これも歳を取るということなのでしょう。

勉強するという行為がとても好きになり、これからの人生日々勉強なのかなと思うようになりました。新しいことを学んで自分自身をアップデートする行為自体がストレス解消になっている面あります。

この年になってようやく、勉強する意味を分かりかけている気がします。高校生の頃に勉強なんて意味がないと厨二みたいなことを言っていた自分に右フック打ち込みたい…

高校生のぼく
高校生のぼく

数学なんて実生活に役立たないから!!!(中間テスト100点満点中20点くらい)

遺伝子の違いすぎる兄
遺伝子の違いすぎる兄

お前な??そういうことはいい点数取ってから言おうな?よしよしヾ(・ω・`)

今は行政書士の勉強をコツコツと続けています。今年の試験で受かれば次は何を勉強しようかな。落ちたら来年コースかな…

そしてこれからの4年間…

こうしてみると、改めて濃い4年間だったなと振り返ってみて思います。

後悔は全くないし、尊い時間でした。こんな時間を過ごせるとは4年前は思ってもみませんでした。

職場の人間関係も恵まれ、新天地に行くのはかなり寂しいです。

ぼく
ぼく

まあ上長と離れられるというメリットがこの寂しさをプラマイゼロにしてくれる…

次の職場ではどんな時間が待っているのだろうか。

思えば、今の部署で過ごした4年間の間に、自分では思ってもみなかった方向に歩みを進めている感じはあります。今の部署に異動が決まったまさにちょうど4年前は、次に異動する時点で色々資格を取ったり2人の子どもがいたりとか筋トレを始めたとか予想できませんでした。

次の4年間、どう過ごそうかワクワクしている自分もいます。

ちょうど4年前、引継ぎで今の職場に来て仕事内容を聞いたり同僚となる人達に挨拶したことを覚えています。光陰矢の如しで、あれから1500日あまりの時間が経ちました。

だから、次の4年間もきっと想像しないことも待っているのでしょう。良いことも悪いことも含めて。

次の職場でも頑張るか。

迷いや悩みももちろんありますが、自分にできることをやっていこうと思います。

それではまた。

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