自宅問題その4~いつかこの街を出る日

2022年

らぽさんです。

先日、相談料を支払って個別マンションやエリアについての相談をしてきました。

そこで自宅購入に向け前向きになれるコメントやアドバイスをいただき、改めて今年遅くとも来年の3月までには引越ししたいと思うようになりました。

相談するまでは

痴呆公務員
痴呆公務員

本当に買っていいのか、正直まだまだ考えがフワフワしてる…

ですが、懸念点もうまく払拭できたので家を買って引っ越す楽しみのほうが勝り始めたんですよね。

もちろん全く不安がないわけではありません。完璧な選択ではありませんが、ライフステージも数年前と変わっている今、家を買って引っ越すべきという思いはずっと持ち続けていました。

完璧な選択肢を選ぶことはできないかもしれないけど、この思いに蓋をするほうが後悔は大きいかなと今は思っています。

いつかこの街を出る日

こうして家探しへの気持ちが固まったということは、すなわち6年近く住んだ今の家ともお別れが着実に近づいていることを示しています。


なんだかんだ都心に近いので、遊びに行く時は大変便利だったこと

近所の激安総菜屋さんの店主の慇懃無礼な態度が逆にツボなところ

毎週のセールの日にはカツオを買って食べていた近所のスーパー

美しい夕暮れを背景に、近所の撮影スポットでまだ生後2か月の長女を抱えて年賀状用の家族写真を取った時のこと

育休を取得していた時期に、それぞれの子どもたちをベビーカーに乗せて商店街を散歩していた時のあの言いようのない幸福感

公園好きの長女にとって、近場に公園がたくさんあって行き場に困らない場所

大きい公園に家族で散歩に行った時の、あの空の青さ

二人だけでは十分だった広さだったのに、子供が産まれて4人で暮らすようになってもはや足の踏み場もない状態が常態化していること笑

ぼろくて追い炊きもできなくて更に狭い3重苦のユニットバス

狭くて洗濯物を干すこともストレスなベランダ

当時は彼女だった人と同棲し始めて、そのまま結婚して夫婦として過ごしてきた場所


思い出が染みついているこの家と街から出ていくことを考えるのは正直、とても寂しいです。

初めはこのエリアで家買いたい!と思っていたんですけど、予算的な観点から非現実的と諦めました。

この家と街に住んだことは本当にいい選択だったと心から思っているし、これまで住んできた6年間は紛れもない尊い時間だったなとこうして書いてみて思います。

そう考えると、やっぱ住む家って大切だなと思います。

それぞれの人の人生が紡がれていく基盤となる場所だから。

自分でも散々、「もうこの家で過ごせる時間は少ないから後悔しないようにしよう」と自分に言い聞かせています。それでもやっぱり、引っ越すことが現実になったらこれまでの思い出が走馬灯のようによみがえってきて泣いてしまいそうです笑

引っ越したとしても、また時々遊びに来れたらいいなと思います。

それでは。

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