らぽさんです。
さて、2021年も残すところ今日で終わり。
お財布でも磨きながら、今年の資産形成を振り返ってみようと思います。
キャッシュレス社会が進み、正直、お財布を持たなくてもいい生活ができつつあります。そんなんだから財布を持つのもムダという風潮になっていくのかもしれませんが、僕は数年前に良いお財布を買ってしまいました笑
自分の持っている資産を安心して寝かせられる場所と言いますか。良いお財布を買ってから、ここで自分の資産が寝ているという意識が妙に芽生えて、改めてお金のことを大切に扱いたいと考えるようになりました。(もちろん守銭奴的な意味合いではありません笑)
あと単純に、いいお財布って質感とかが素敵なんですよね笑 触ってるだけでなんかいい気分になれます。
良いものを長く持ち続けたいという感覚を、良い財布を買って初めて味わった気がします。盗難紛失等に合わない限り、数十年持ち続けたいです。
前述のとおり、財布を持たなくてもいい社会になりつつあるので、
摩耗もかなり防げるというのも逆に有難かったりします。
さて、磨いて気持ちも一新したところで本題です。
2021年の資産形成、主なトピックス
今年は個別株のスイングに挑戦し、最終的にはインデックスに立ち返るようになった年になりました。
年始から一念発起して個別株挑戦
昨年まではインデックス+配当金積み上げ投資をやってたんですが、思うところあって個別株に挑戦したいという気持ちが強くなっていました。それでこれまでの配当金重視のポートフォリオをほぼまっさらにして、個別株のスイングトレード(数日~数か月の短期、中期的なトレード)に挑戦することにしました。
始める前はまるで春の海辺の爽やかな水平線に浮き出る朝日のような清々しい前途有望な気持ち…
億トレになった暁に出す書籍のタイトルはやはり「なぜ、痴呆公務員は痴呆なのに億トレになれたか?」かな…
忘れもしない最初のスイングデビューはHENNGE(4475)。当時は本に書かれていたおススメ銘柄を素直に信じるような状況で、更に白石麻衣さんが同社のクラウドサービスのTVCMに出演するということで
これは…TVCMで一気に知名度アップして、その後業績アップすんじゃね??
そんな皮算用で1月中旬に買いましたさ。
トップをねらえ!というか狙ったわけではないんですが、投資あるあるなんでしょうが自分の買った所はド天井でした。あろうことか上髭の最上部w
買って1分後は数十円値上がりして「さすが俺」と思ったんですが、数分後から
スキー場の上級者向けのゲレンデかな?
滑り落ちていく感覚はもう無そのものでしたね。
上記チャートでは半分に分割された後なのでわかりづらいですが、当時は8900円くらいで1単元買い、その日の終値は8410円。一日で5万の含み損はかなりのトラウマになりました。
本当の地獄はこれからだ…
気を取り直して翌日。寄りが気になって仕方がない僕。
さーて、気になるその日のチャートは???
もんげえええええ
結局、翌日の終値は7720円だったのでたったの一日で含み損10万円生活…
こんなんだったらiPhoneの新型でも買っときゃよかった…うっうっ
本来ならとっくに損切りしておくべきだったんでしょうが、スイング初心者ということもあり「いつか戻る…」と信じ塩漬け覚悟。その後チャートを見ればわかるように幸運にも戻って、結果的には数千円の損切ですみました。
で、自分が損切りした後にぐんぐん上昇していくというお決まりのパターンでした。
そんな感じで初心者丸出しの感じでスイングを始め、その後チャートや投資本、ツイッターでスイングの上手い人を参考にしながら勉強と実践を続けてきました。
一年やってみた感想は、面白いけど難しい、でした。スイングで継続的に利益を上げられる人を本当に尊敬します。僕のスタイルはチャートの形だけを見たテクニカル重視だったんですが、上手くいかないことも続き、最終的には「ファンダメンタルって大事じゃね?」と痛感するようになりました。
こう思うように至る最終的な精神的打撃を食らったのはこちら
今後も個別株はやるのですが、はっしゃんさんの書籍等で感銘を受けたこともあり、ファンダメンタルありきの完全に中長期でガチホできるやつしか持ちません。お遊びでスイングもやるのかもしれませんが笑
でもスイングやると、経済情勢やチャートの見方は身につくのでやってみるときっといいことはあるなと思います。買う前に「今後チャートはこうなる可能性あるな」という複数の可能性を前提に臨めるので、ド天井で買うことや落ち続けるナイフを掴んで大損こくということも多分なくなります。
というわけでスイングの難しさを味わいそれなりの損失を抱えての撤退ですが、後悔はありません。新しい世界を覗けたのは良かったな。
インデックスは好調
散々だった個別株に対し、まさに痴呆状態で積み立てし続けていた投資信託はすごいことになっていました。
始めたのは3年ほど前ですが、改めて見てありえないパフォーマンスです。
米国や全世界のインデックスの平均利回りは5~6%と言われています。
今後もこんな状況が続くとは思わないほうがいいのかもしれません。それでもインデックスすごいな…としみじみ思いました。
前述のとおり、個別株は努力して時間も積み重ねたのに散々な結果だったのでなおさら。
米国や全世界インデックスの平均利回りは5~6%とされています。来年以降、もしかしたら冬の時代が来るかもしれませんが、数十年での長期視点で行けば誤差の範囲なのかもしれません。
例えば年間150万円を利回り6%で20年間積み立てし続けた時の皮算用はこちら。
まあもしかしたら今は「テーパリングや中国の不動産バブルの崩壊で流石に株高は終わりだよ!やばいよ!やばいよ!」とみんな恐れてる状況なので、案外クラッシュすることはなくて株高は来年以降も続くのかもしれませんね。
未来はわからないけど、米国をはじめとする世界経済の成長は今後も続くと思うので、それを信じて淡々と痴呆状態で積み立てるだけのインデックスを今後も続けていこうと思います。
来年もまた頑張ろう
というわけで今年の振り返り。
結局、「個別は難しい」と「インデックスはやっぱ優秀」という2点に尽きましたね。
来年は可能な範囲で積立額を増やしつつ、気長に持てる個別株を探していこうかなと。
それではまた。
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