先日読んだ本はこちら。
Amazon.co.jp: 2030年すべてが加速する未来に備える投資法 (Audible Audio Edition): 方波 見寧, Audible Studios: 本
ざっくりと説明すると
2029年くらいに強いAIが誕生して、そこからこれまで以上にテクノロジーが発展しまくって便利になるので投資的にはそうした観点の分野を狙っていきましょう。ということでした。後半は本書の内容に沿ったアクティブ系インデックス投信の紹介がされています。
10年前ですらiPhoneなどが徐々に浸透し始めてきたくらいで、今から振り返ったら時代の違いを感じるくらいです。きっと今の2022年あたりも2030年になってから振り返ればテクノロジーの発展に驚くのでしょう。
ただこれまでにもAIが台頭してくれば仕事を奪われるという意見があるように、そうした発展にも弊害はあり、見越して動く必要があると述べられています。
- 既存テクノロジーは廃れるものも多く出てくるので、就労機会を奪われる可能性(新しいテクノロジーを身につけなくてはならない)
- エクスポネンシャルテクノロジーにより寿命が延び、長く働き続ける必要が出てくる。(ここらへんはライフシフトという書籍でも同じこと言ってましたね)
- 投資期間を長く取れるようになるため、投資をフル活用したほうがよい。
中国の存在も本書内では詳しく述べられています。国民を犠牲にしてまでも国の発展を第一とするからこそ、今後アメリカをはじめとする先進国を追い抜いて覇権を取る可能性があるというのはなるほどなと感じました。個人情報の掌握や人体実験など、他国ではできないであろうことを国民の犠牲を厭わずやるためにその分テクノロジーの発達はすさまじいのだろうなと。
後半で紹介されていた本書内でのテーマであるエクスポネンシャルテクノロジー企業に投資する投資信託を少し調べてみました。
投資のインフラに“革新”をプラス。ノーロード・インデックスファンドeMAXIS Neo(イーマクシス ネオ)
インデックス投資家の中では定番であるeMAXIS slimではなく、Neoという商品ですね。
- 自動運転
- ウェアラブル
- フィンテック
- ナノテクノロジー
- VR
- ドローン
- 宇宙開発
- ロボット
- 遺伝子工学
- クリーンテック
- 電気自動車
既視感があるのは結局NASDAQをはじめとしたアメリカのハイテクに投資するようなもんかなと感じたからでした。つまりこれらが2030年に伸びてると確信するなら、今からレバナスでも買って寝てれば将来安泰…
結局ハイグロに投資するということかなと。その場合、リスクも理解しておかないと値動きについていけないんじゃないでしょうか。実際、直近の調整局面ではこれらも厳しい状況です。握っておけば間違いないとは言えないですね…ハイリスクハイリターンということを念頭において握ってるならまだしも。
運用管理費用も0.792%とインデックスファンドの中では比較的高めですね。
それに対して、優等生と呼ばれるインデックスファンドの運用管理費用を見てみましょう。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) 0.1144%
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.1023%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.0968%
- 楽天・全米株式インデックスファンド 0.162%
※いずれも2022年2月22日現在
インデックスファンドで優等生と呼ばれるこれらのおよそ7~8倍の運用手数料です。投資するならこうした要素も頭に入れておいたほうがよいかと。
将来的にこの分野は間違いなく伸びる!と判断して意図的にリスクを取りに行くのはありなのかなあと。こうしたアクティブ系インデックスファンドがあるということを知っておいた上で、僕も将来的にちょびっとポートフォリオの片隅にでもいれておくかもしれませんw宝くじ感覚で。
2030年、夢のある未来が待っているといいですね。
それではまた。
コメント