会社四季報2021年3集夏号をはっしゃん式でスクリーニングした結果を調べてみた

株式投資

らぽさんです。

季節はそろそろ9月。

9月と言ったら

そう、会社四季報の発売月です

次の四季報秋号も待ち遠しいところですが、実はこんな企画をやってみようかと思いました。

「はっしゃん式集中株投資で3億円」を元に自己流でスクーニングした四季報銘柄の3か月間の成績!

ちなみにはっしゃんさんとは、株式投資界隈で有名な投資家Vtuberの方です。

その方の著書を元に自分なりに四季報銘柄をスクリーニングし、そろそろ次の四季報が発売されるので成績がどうだったか検証してみます。

興味のある方は本書をお読みください。

はっしゃん式集中株投資で3億円

右肩上がりのチャート、売上、利益ともに伸びているか

検索条件

株価チャートが右肩上がり

会社四季報の上部にある月足チャートが右肩上がりのものを抽出します。

半年以内に最高値を更新している

更に、チャート右側のほうで株価最高値を更新しているものを抽出します。

売上高、経常利益が伸びている

上記で抽出した条件の銘柄から更に、業績欄で売上高と経常利益が順調に伸びているものを抽出します。

なお、抽出方法は上記に述べたとおりですが、あくまでも僕の主観で選んだ銘柄になります。他の人から見たら「これって条件に該当するの?」という銘柄もあるかもしれません。また、上記条件に満たない個人的に注目している銘柄も何個か混じっています。以上、ご了承ください。

スクリーニングし、その後の銘柄の株価は?

結果は下記の通りです。なお9月1日時点での終値で集計しておりますのでご了承ください。

※9月3日から選挙相場で日経平均が大幅に上がっています。今同じ集計をした場合、結果は大きく変わります。あくまでも9月1日時点での比較であることをお許しください。

コード銘柄名6月18日株価9月1日株価増減騰落率
1407ウエストホールディングス36304900127035.0%A
1419タマホーム2230264541518.6%B
1431Lib Work92192320.2%C
1775富士古河E&C28772508-369-12.8%C
2003日東富士製粉69606700-260-3.7%C
2150ケアネット91305650-3480-38.1%C
2151タケエイ1421168526418.6%B
2303ドーン27702620-150-5.4%C
2317システナ1986228029414.8%B
2384SBSホールディングス3380390552515.5%B
2393日本ケアサプライ16771570-107-6.4%C
2412ベネフィット・ワン35204665114532.5%A
2413エムスリー758578802953.9%C
2471エスプール938966283.0%C
2491バリューコマース31254490136543.7%A
2760東京エレクトロン デバイス57505710-40-0.7%C
2791大黒天物産87007090-1610-18.5%C
2929ファーマフーズ265228552037.7%C
2931ユーグレナ889877-12-1.3%C
2978ツクルバ700132362389.0%A
2980SREホールディングス65907960137020.8%A
3021パシフィックネット26612621-40-1.5%C
3031ラクーンホールディングス22691625-644-28.4%C
3038神戸物産31854350116536.6%A
3064MonotaRO25872441-146-5.6%C
3328BEENOS35453060-485-13.7%C
3360シップヘルスケアホールディングス262328752529.6%C
3377バイク王&カンパニー67517101035153.3%A
3496アズーム51504645-505-9.8%C
3562No.112641220-44-3.5%C
3563FOOD & LIFE COMPANIES48054845400.8%C
3626TIS2734318044616.3%B
3635コーエーテクモホールディングス52305080-150-2.9%C
3681ブイキューブ25651800-765-29.8%C
3694オプティム23012139-162-7.0%C
3696セレス35553250-305-8.6%C
3697SHIFT1658025630905054.6%A
3769GMOペイメントゲートウェイ13770146308606.2%C
3774インターネットイニシアティブ3225386063519.7%B
3836アバント16141481-133-8.2%C
3839ODKソリューションズ828768-60-7.2%C
3900クラウドワークス16141712986.1%C
3901マークラインズ30152880-135-4.5%C
3922PR TIMES33053180-125-3.8%C
3923ラクス23853750136557.2%A
3937Ubicomホールディングス35053040-465-13.3%C
3955イムラ封筒10601082222.1%C
3994マネーフォワード63108950264041.8%A
4062イビデン595062002504.2%C
4063信越化学工業19160193001400.7%C
4113田岡化学工業1276011570-1190-9.3%C
4187大阪有機化学工業44754030-445-9.9%C
4307野村総合研究所3590429570519.6%B
4327日本エス・エイチ・エル28532809-44-1.5%C
4369トリケミカル研究所34003445451.3%C
4436ミンカブ・ジ・インフォノイド41203970-150-3.6%C
4483JMDC48257490266555.2%A
4970東洋合成工業1286016930407031.6%A
4980デクセリアルズ22132160-53-2.4%C
5217テクノクオーツ30200311509503.1%C
5857アサヒホールディングス21992249502.3%C
6005三浦工業48454935901.9%C
6035アイ・アールジャパンホールディングス1384013220-620-4.5%C
6036KeePer技研26753795112041.9%A
6062チャーム・ケア・コーポレーション1214164543135.5%A
6070キャリアリンク21641961-203-9.4%C
6099エラン12751340655.1%C
6199セラク22972070-227-9.9%C
6200インソース2112211420.1%C
6254野村マイクロ・サイエンス37555160140537.4%A
6323ローツェ100208970-1050-10.5%C
6328荏原実業32402595-645-19.9%C
6406フジテック2486290041416.7%B
6532ベイカレント・コンサルティング34550528001825052.8%A
6533Orchestra Holdings2971350553418.0%B
6544ジャパンエレベーターサービスホールディングス2520282830812.2%B
6564ミダック34054680127537.4%A
6857アドバンテスト1024010140-100-1.0%C
6890フェローテックホールディングス33453315-30-0.9%C
6920レーザーテック2160026660506023.4%A
6962大真空42253695-530-12.5%C
6965浜松ホトニクス68006690-110-1.6%C
6967新光電気工業39053845-60-1.5%C
7033マネジメントソリューションズ2423286644318.3%B
7071アンビスホールディングス62807590131020.9%A
7199プレミアグループ335535151604.8%C
7228デイトナ3090355046014.9%B
7309シマノ2514032930779031.0%A
7320日本リビング保証28302541-289-10.2%C
7361ヒューマンクリエイションホールディングス31752739-436-13.7%C
7532パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス23022143-159-6.9%C
7685BuySell Technologies405044303809.4%C
7733オリンパス23692385160.7%C
7741HOYA1445018015356524.7%A
7744ノーリツ鋼機2357275139416.7%B
7816スノーピーク31755400222570.1%A
7839SHOEI4025494091522.7%A
8803平和不動産41654180150.4%C
8919カチタス3015388086528.7%A
9273コーア商事ホールディングス741691-50-6.7%C
9449GMOインターネット31102914-196-6.3%C
9450ファイバーゲート1467164017311.8%B
9468KADOKAWA4600531071015.4%B
9517イーレックス2027228625912.8%B
9519レノバ390042453458.8%C
9624長大19481925-23-1.2%C
9663ナガワ812011350323039.8%A
9697カプコン32603240-20-0.6%C
9746TKC3280385557517.5%B
9793ダイセキ3866470083421.6%A
9927ワットマン27322400-332-12.2%C
リスト一番右のアルファベット 騰落率20%以上増加→ A 10%以上増加→ B それ以外→ C

該当銘柄111の中、10%以上値上がりしていた銘柄は43!!!

発売日6月18日の終値と9月1日の終値で比較してみたところ、なんと10%以上値上がりしていた銘柄が43もありました。

その中で、さらに20%以上もの値上がりをしていた銘柄は43のうち26です。該当銘柄111のうち約2割が20%以上も値上がりをしていたのは正直にすごいなと感じました。

このスクリーニングやってすごい良かったと思うのは、伸びてるセクターがおおまかに把握できることです。トレンドとしては半導体、DX、リサイクル、再生エネルギー、中古車関係は強いなと思います。秋号発売されたら、これらの傾向がどう変わっているのか、確認するのも楽しそうです。

好業績でも決して簡単に上がるわけではないんだなということも実感します。投資の際はファンダメンタルやカタリスト(株価を動かす材料)だけではなく、需給面を読み解くテクニカルも必ず把握しておいたほうがいいかと思います。

今回の調査で、もし会社四季報が発売された時点でこれらスクリーニングを丁寧に行い、その後の株価を定点観測していけば、中長期的に大きな果実を得られる成長株に巡り合える可能性はしっかりあるんじゃないかと感じました。もちろん、鳴かず飛ばずの銘柄もあるので自分自身の目で確認して判断するのは必要ですけれども。

およそ2週間後にまた会社四季報が発売されます。

僕も新しい四季報を手に入れた後は、またスクリーニングしてみます!銘柄をピックアップし、そこからテーマ性や成長性を加味して投資先を選定したいと思います。それもまた記事にしてみようかな。

それではまたっ!

コメント

  1. […] 会社四季報2021年3集夏号をはっしゃん式でスクリーニングした結果を調べ… […]

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