はっしゃん式で会社四季報2021年4集秋号をスクリーニングしてみた

会社四季報

らぽさんです。

先週金曜日に会社四季報2021年4集秋号が発売されました。少し遅れましたが、以前やったようにはっしゃん式でスクリーニングしてみたのでブログ記事にしたためたいと思います。

前回の記事はこちら↓

それでは早速いってまいりましょう。

なおはっしゃんさんの著書はこちら。普通の会社員でも10万円から始められる!はっしゃん式集中株投資で3億円

PS はっしゃんさん、記事のリツイートありがとうございました!嬉しかったです。

右肩上がりのチャート、売上・利益ともに伸びているか

検索条件

会社四季報のスクリーニング基準は以下の通りです。詳細ははっしゃんさんの著書あるいはHPをご覧ください。

なお、おおよその条件はあるものの、僕個人の主観で選んだものになります。人によっては「これって対象なの?」という銘柄もあるかもしれませんがご了承ください。はっしゃんさん本人の挙げたものとも完全一致はしません笑

チャートが右肩上がりか

月足チャートが基本的に右肩上がりの銘柄を選びます。右肩上がりということはビジネスも株の需給もおおむね好調と判断できます。

半年以内に最高値を更新している

直近半年で株価の最高値を更新しているということで、勢いよく伸びていると判断できます。

売上・利益が順調に推移している

売上と利益が順調に推移しているということは、ビジネス自体も好調ということです。伸び率が高ければなおよし。

スクリーニングの結果、184銘柄が該当

証券コード銘柄名9月17日終値株価
1407ウエストホールディングス5890
1417ミライト・ホールディングス2347
1419タマホーム2880
1717明豊ファシリティワークス928
1789ETSホールディングス1005
1881NIPPO4000
1884日本道路8690
2003日東富士製粉6850
2130メンバーズ3430
2150ケアネット5850
2151タケエイ1891
2158FRONTEO2068
2264森永乳業7260
2303ドーン2826
2317システナ2478
2332クエスト1799
2373ケア21877
2374セントケア・ホールディング1020
2384SBSホールディングス4240
2412ベネフィット・ワン5520
2413エムスリー8897
2462ライク1876
2471エスプール1082
2491バリューコマース4945
2737トーメンデバイス5540
2760東京エレクトロン デバイス8720
2791大黒天物産7020
2925ピックルスコーポレーション2243
2929ファーマフーズ2810
2980SREホールディングス8050
2986LAホールディングス1703
3021パシフィックネット2501
3028アルペン3415
3031ラクーンホールディングス1561
3038神戸物産4080
3064MonotaRO2567
3097物語コーポレーション7430
3132マクニカ・富士エレホールディングス2844
3150グリムス3165
3182オイシックス・ラ・大地5110
3186ネクステージ2358
3288オープンハウス6530
3360シップヘルスケアホールディングス2971
3377バイク王&カンパニー1519
3464プロパティエージェント3275
3465ケイアイスター不動産5640
3480ジェイ・エス・ビー3195
3495香陵住販2005
3496アズーム4720
3563FOOD & LIFE COMPANIES4990
3626TIS3240
3628データホライゾン5760
3635コーエーテクモホールディングス5940
3645メディカルネット564
3663アートスパークホールディングス958
3696セレス2919
3697SHIFT28030
3769GMOペイメントゲートウェイ15650
3770ザッパラス539
3774インターネットイニシアティブ4075
3798ULSグループ5600
3836アバント1617
3839ODKソリューションズ783
3844コムチュア3220
3856Abalance5380
3901マークラインズ3185
3923ラクス4555
3937Ubicomホールディングス2975
3955イムラ封筒992
3994マネーフォワード8580
4014カラダノート1627
4026神島化学工業3225
4062イビデン6730
4063信越化学工業21325
4151協和キリン4100
4185JSR4355
4186東京応化工業7850
4187大阪有機化学工業4260
4251恵和4980
4307野村総合研究所4615
4327日本エス・エイチ・エル2720
4362日本精化2700
4368扶桑化学工業5250
4403日油6830
4431スマレジ3640
4436ミンカブ・ジ・インフォノイド3725
4483JMDC7820
4490ビザスク6260
4543テルモ5468
4552JCRファーマ2994
4751サイバーエージェント2241
4768大塚商会6030
4812電通国際情報サービス4505
4880セルソース19800
4901富士フイルムホールディングス9801
4971メック3765
4973日本高純度化学3140
4975JCU4790
4980デクセリアルズ2325
5217テクノクオーツ30100
5384フジミインコーポレーテッド6830
5690リバーホールディングス1508
5698エンビプロ・ホールディングス1847
5699イボキン4605
5702大紀アルミニウム工業所1790
5805昭和電線ホールディングス2414
5857アサヒホールディングス2179
6036KeePer技研3980
6062チャーム・ケア・コーポレーション1711
6078バリューHR1816
6088シグマクシス2939
6098リクルートホールディングス7050
6099エラン1280
6199セラク2371
6200インソース2091
6254野村マイクロ・サイエンス5340
6273SMC79340
6299神鋼環境ソリューション3360
6315TOWA2875
6323ローツェ9120
6328荏原実業2940
6361荏原製作所6010
6362石井鐵工所3130
6532ベイカレント・コンサルティング62100
6533Orchestra Holdings3985
6544ジャパンエレベーターサービスホールディングス2691
6564ミダック5830
6645オムロン11690
6758ソニーグループ12315
6857アドバンテスト11350
6861キーエンス73600
6869シスメックス14930
6890フェローテックホールディングス3715
6920レーザーテック28830
6951日本電子9130
6962大真空4140
6966三井ハイテック8810
6967新光電気工業3975
7033マネジメントソリューションズ3265
7071アンビスホールディングス8110
7199プレミアグループ3645
7203トヨタ自動車10020
7217テイン1315
7228デイトナ3580
7309シマノ35470
7320日本リビング保証2799
7354ダイレクトマーケティングミックス4345
7361ヒューマンクリエイションホールディングス2998
7453良品計画2596
7456松田産業3120
7508G-7ホールディングス4410
7596魚力2218
7599IDOM1019
7649スギホールディングス8710
7676グッドスピード2231
7685BuySell Technologies4575
7701島津製作所5450
7733オリンパス2394.5
7741HOYA18565
7780メニコン9500
7816スノーピーク6310
7821前田工繊3590
7839SHOEI5390
7990グローブライド9890
8035東京エレクトロン55430
8113ユニ・チャーム5058
8803平和不動産4240
8919カチタス4115
9101日本郵船10350
9104商船三井9500
9418USEN-NEXT HOLDINGS3805
9432日本電信電話3285
9433KDDI3875
9468KADOKAWA5620
9517イーレックス2874
9519レノバ5680
9624長大2438
9639三協フロンテア5110
9658ビジネスブレイン太田昭和1733
9719SCSK7620
9728日本管財2736
9793ダイセキ4875
9962ミスミグループ本社4805
9984ソフトバンクグループ6661

半導体、中古車、DX関連が目立つ

抽出したところ、持った印象としては半導体関連、中古車関連、DX関連が目立つなという印象です。受ける印象は前回の夏号とあまり変わっていません。それだけ強いトレンドということなのでしょう。

ROEの高さが印象的

今回パラパラめくってみて、これら銘柄に共通するポイントとしてROEの高さがあります。ほぼほぼ10%台が当たり前で、中には20%超える銘柄もちょこちょこ見かけます。要するにこれが高いと会社資本を無駄なく使って利益を出しているということになります。

ROE

Return On Equityの略称で、和訳は自己資本利益率。企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合で、計算式はROE(%)=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100、またはROE(%)=EPS(一株当たり利益)÷ BPS(一株当たり純資産)× 100。

ROE(自己資本利益率)は、投資家が投下した資本に対し、企業がどれだけの利益を上げているかを表す重要な財務指標。ROEの数値が高いほど経営効率が良いと言える。

野村證券 証券用語解説集

手っ取り早い話として、うまく効率的に経営して利益を上げてるからこそ株価も伸びてると表現することができますね。もちろん全部が全部とは言えないのですが、株価が順調に伸びてる→ROEも比較的高いという相関性はあるように思います。 あとこの数字高いと外国人投資家が買いがちなんでしょうか?

エムスリー  

ROE 20.7% 予34.9%(四季報2021年4集秋号より引用、以下同様)

ベイカレントコンサルティング 

ROE 38.9% 予 47.2%(同上)

オイシックス・ラ・大地 

ROE 30.4% 予 24.8%

ラクス

ROE 45.1% 予 28%

今後、ROEの数字にはぜひ着目して銘柄選びをしていきたいです。以前、ROEと長期的な株価の関係について書かれた投資本を読んだので、今度それと絡めて記事を書いてみようかな。

また3か月後には株価がどうなったかチェックしてみます

というわけで四季報チェックもとりあえず終わり。

今後はスクリーニングした銘柄の株価推移をちょこちょこチェックして、気になった銘柄は更に詳しく調べて長期保有PFに加えようと思います。

にしても、四季報パラパラ読んでると世の中のトレンドが垣間見れて結構面白いですね。

お読みいただき、ありがとうございました!

コメント

  1. […] […]

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